ネパール国内の新型コロナウイルスの感染者数増加に関する注意喚起

(ポイント)
●ネパール国内(特にカトマンズ盆地内及びインド国境付近)で新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。カトマンズ盆地内での感染のリスクも高まっており、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き適切なソーシャル・ディスタンス(2m以上)を守り、3密(密閉・密集・密接)を避け、マスクの着用・手指消毒を行うなど、各自感染対策を継続いただくようお願いいたします。
在ネパール大使館の注意喚起(安全情報21−11)
ネパール国内の新型コロナウイルスの感染者数増加に関する注意喚起
1 ネパールの感染状況
● ネパールでの1日あたりの新型コロナウイルスの新規陽性者数は、3月までは1日100件前後で推移していましたが、4月以降再増加に転じ、昨4月18日には、1日あたり1,000件を超え、翌19日も1,227件となっており、特にカトマンズ盆地内(カトマンズ、ラリトプル、バクタプル)では634件で感染の再拡大(第二波)の傾向がみられます。
●報道によれば、昨19日、ネパール政府も多くの防止策を発表し、州政府や地方政府に感染拡大を防止するためのさまざまな措置を講じるよう指示したとのことです。主な内容は以下のとおりです。
○カトマンズ、ポカラ等の大都市の学校やその他教育施設への閉鎖要請。
 ○公共の場所での5人以上の集会の禁止。
 ○25人以上の冠婚葬祭等の催事の禁止。
 ○公共交通機関でのマスク着用義務。
 ○ホテル・レストラン等でのマスク着用義務。等
2 感染予防等
(1)基本的な考え方
● 現下の状況に鑑みれば、感染リスクが急激に高まっていることに留意が必要です。ネパール政府も、感染の再拡大を防止するために様々な防止策を発表し、国民に注意を促しておりますが、今後の動向に注意する必要があります。
(2)感染予防
● 既にご承知のことと思いますが、引き続き皆さま一人一人が可能な限りの予防策に努めていただくようお願いします。
<予防策の例>
・ マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、手洗い・消毒を徹底する。
・ いわゆる3密「密集・密接・密閉」の回避を心がける。
・ 不要不急の外出を控えること、職場等での打ち合わせや会議もオンラインやテレワークに切り替える等、極力、他者との接触機会を減らす工夫をする。
・ 職場等での現地スタッフも含めた社員の健康状況の確認や予防策を周知徹底する。
<参考>
なお、新型コロナウイルスは様々な症状を呈する病気です。熱、咳等の風邪症状や味覚・嗅覚の障害だけでなく、倦怠感、咽頭痛、下痢、頭痛、筋肉痛や関節痛などの痛み、腹痛、結膜炎、皮膚の発疹など、あらゆる症状に留意していただく必要があります。
※ この情報は、お知り合いや旅行者等にもお知らせください。
※ 在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら、大使館へ在留届を提出するようおすすめ願います。
オンライン在留届HP: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
※ 近く帰国・離任を予定されている方、または既に帰国されている方は速やかに大使館までご連絡下さい。
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