7月29日:民間セクターによる政党への働きかけ(リパブリカ紙,カトマンズポスト紙,ヒマラヤンタイムズ紙)

7月29日:民間セクターによる政党への働きかけ(リパブリカ紙,カトマンズポスト紙,ヒマラヤンタイムズ紙)

1. 主要政党が政権議会選挙に向けた準備を進める中で,民間セクター(FNCCI)は各党の選挙マニフェストに,雇用創出や輸出振興による貿易赤字の削減,インフラ構築や腐敗の防止といった「最低限の共通経済アジェンダ」を含めるよう働きかけるべく,主要政党との対話を開始した。

2. 28日,FNCCIはコングレス党幹部と協議を行い,働きかけを実施。コイララ党首はFNCCIが提案する経済アジェンダをマニフェストに含めることを公約した。コイララ党首は,政情不安を反映して経済状況が停滞し,ビジネス環境が悪化する中で,同党は一貫して,経済発展の原動力となる民間セクターの発展に重点を置いており,今次の制憲議会選挙でも経済アジェンダを最優先事項として扱うと述べた。

3. コングレス党の幹部であるマハト元財務大臣は,コングレス党は民間セクターによる投資や技術、雇用創出なしに国家の繁栄は為し得ないことを理解しており,過去7年間において企業の閉鎖やストライキを試みたことはなく,同党はビジネスに友好的な政党であるとしたうえで,全ての政党が同様に扱われるべきでないとし,民間セクターはどの政党が経済成長の妨げになっているかを特定するべきであると述べた。また,90年代初頭に同党が推進した経済自由化政策により,医療や教育、通信やメディアなどの分野において多くの改善が見られたとし,一部の過激な共産主義政党も,民間セクターや経済自由化政策の重要さを認識していると述べた。

4. FNCCIは今後も政党との協議を続けていくとしており,政治レベルでの経済アジェンダの推進に向けて精力的に活動するとした。