憲法制定プロセスに伴う最近の治安状況(カトマンズ盆地を中心に)
平成27年1月29日
日本大使館領事班
1.ネパール当局は以下のエリアを政治抗議活動を禁止する規制区域に指定
①政府庁舎(Singha Durbar)、②議会(New Baneshwor)、③大統領府(Maharajgunj)
④首相公邸(Baluwatar)、⑤副大統領府(Kantipath)
2.最近発生した主なバンダ/抗議活動等
ネパール各地で、マオイストを始めとする野党支持者と与党支持者・治安部隊との間での衝突・小競り合いが発生し、一部では負傷者も出た模様。
(1)13日 (中部)マオイストとエスニック・グループによるバンダ
(2)20日 マオイスト始め30の野党連合によるバンダ
(ネパール全土)30台車両放火
(カトマンズ)➊12台車両放火➋バイク放火、➌メディア車両も襲撃
➍バンダ支持者と警察との衝突 →28名逮捕
(東部)ダンクタ:6人負傷、サプタリ:UML地方支部に放火
→ これに対し、カイラリ/ダデルドゥラ(極西部)、バンケ(中西部)、カスキ/パルバト(西部)では、バンダに反対するグループ・個人による集会や集団バイク走行が行われ、バンダ支持者との間で小競り合いも起きた模様
(3)22日~23日
(ネパール全土)36の野党連合による抗議デモ
(カトマンズ)➎一部野党による議会前幹線道路での抗議座り込み
3.マオイストを始めとする30の野党連合による今後の抗議活動計画
(26日の野党連合による会合の結果)
(1) 第1段階(1/26-2/28):Publicity Program
1/26-2/3:準備期間
2/4-2/12:地方レベルでの集会/壁書き/パンフレット配布等
2/13-2/22:郡レベルでの座り込み/包囲/抗議デモ/大規模集会
(→各Chief District Officeをターゲットに)
2/28:カトマンズでの大規模全国集会
(2) 第2段階(3/1-29):Action-Oriented Program
(→バンダの可能性も?詳細は第1段階終了後に発表)
(3) 第3段階(3/30-成果まで):Decisive (Result-Oriented) Program
4.各国による注意喚起
(豪・加・英・米)自国民渡航者に注意を呼びかけるトラベル・アドバイザリーを発出
(日本)当地在留邦人:「お知らせメール」及び当館ホームページで累次注意を呼びかけ。
渡航者:26日付で渡航情報(スポット情報)を発出。
●今後の政局によっては、対立が先鋭化・過激化する可能性もあり、メディア等から最新の情報を得ながら、事態の推移に注意する必要。
●大使館からも「お知らせメール」やホームページでも引き続き情報提供していく予定。
●バンダやデモ等の際には、人混み、規制区域、主要な交差点(特にリングロード上とその内側)等に近づかないよう注意が必要。
①~⑤及び➊~➎が掲載されている地図はコチラ
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