第4回十日会:開催報告

第4回目はカトマンズの地震で被災した世界遺産修復に情熱を注ぐ、JICA専門家(考古局)の多井忠嗣(たい ただつぐ)さんに、世界遺産修復の舞台裏と、ネパールにおける修復活動の秘話をお話頂きました。普段は外からしか見る機会がない世界遺産を、修復という作業を通して「内の顔」を垣間見ることができた貴重な時間となりました。

木造建築物の修復にかけては世界的にもトップクラスの日本の技術ですが、差し込み接合やかんぬき構造といった、日本の建設物で随所にみられるのと同じ技術がネパールの古代寺院にも使われていることや、日本の昔の大工さんが残したノミや墨による「自作」の目印が、ネパールの建築物にも同じように刻まれていること、等々、ルーツの近さを改めて確認する大変貴重な機会となりました。修復のために外した日本の鬼瓦に「あ・うん」のサンスクリットが刻まれていた、と伺って鳥肌が立つ思いでした。

今回も、様々な分野で活躍されている日本とネパールの皆様、総勢49名が出席され、大盛況に終わりました。写真を多く使って、とても分かりやすくご説明くださった多井さんには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

回を追うごとに盛況さを増す「十日会」、お気軽においで頂けますので、手帳やカレンダー機能に「くり返し登録」 をしてしまいませんか?!

★前回十日会は「飛び込み」が増え(前日時点で18名予約、当日開始時点でご出席49名)、皆さまのお腹にもお店にもご迷惑をおかけしてしまいました。「飛び込みドタキャンOK」の基本理念は守りたいのですが、こうした事態を招きたくもなく、できる限り前日までにご予約頂けますと大変助かります。