会員企業紹介:E&T ネパールPvt. Ltd.
会社紹介詳細はこちら:E&Tネパール会社紹介
在ネパール日本人会商工部会
会員企業紹介2017-001
会社名 E&T ネパール
設 立 2007 年
業 種 IT(IT をベースとした設計、データ処理、開発支援等)
URL 等 http://www.e-et-t.com/en
連絡先 nagata@e-et-t.com
E&T ネパールの会社紹介をさせていただきます。
2007 年にE&T ネパールを設立し今年で11 年目にはいる節目の年です。私自身も大台の70 才です。
自動車の設計製造に18 歳~60 歳まで42 年間戦後の何も無い時代に生まれ、自動車を通してものづくり
特に設計領域の進化・海外展開を中心に苦労し楽しんできました。
島国日本は海を通じて原料を大量輸入し加工して、車という1 台3 万点の部品を材料から組み立てまで
精度よくつくり、精密に組み立て、さらに完成車としてスリ合わせをしています。
そして国境無き海を通じて世界中のお客様に提供して来ました。
車は人の命を預かっているために信頼性耐久性そして安全性が最優先され電気・コンピュータの採用には
慎重で遅れています。日本全体にソフト技術者が育たない環境に追い込んできたことになると思います。
そんな中にノートPC インターネットの夜明けになりました。
新しい近代兵器が次々と誕生の兆しが見えてきて世界の中で戦い方は変わると思います。
特に自動車はハード中心でソフト技術者の地位が低い、欧米に対抗したソフト人材の確保が重要。
アメリカがインドからソフト技術者大量採用しているように。。。という事と地政学的にインド・中国の間に位置してこれから世界の中心で間違いなく発展していくという2 点からネパールを選びました。
しかし決断した理由は宮崎駿天空の城ラピュタです。
最後は飛行機で着陸しないで自分で飛び降りる技術作りネパール空港に降りる。
NEPAL にきて資源は何も無い。ヒマラヤ観光が世界一であり、守るべきもの。
しかし今のネパールは1970 年から1980 年代の公害大国日本になる予感がすると感じました。
ecoFreindly
世界一の観光資源大国のポテンシャルを生かしつつ先進技術を取り入れてネパールに合った特産技術を
創り出し日本とWINーWIN の関係構築を目指す、仏教の基本思想、すべての生物と仲良くシェアして生きる
シェア文化は日本が再度ネパールから学ぶべきことかもしれません。
ネパールへは日本の公害対応技術自然との共生技術を導入。
現在水の浄化システム導入を進めています。
日本へは数学・英語多言語力のあるネパール人導入支援
ネパール開発世界一の自然を可視化シュミレーションする技術MUJO 展開を進めていきます。
E&T ネパールはグループとして4 つの会社があります。
ネパール人の自立自律を目指して
E&T ネパールの日本人は私1 名でネパール人運営
E&W E&M E&H 3 つの会社は資本も含め全員ネパール人
本当に成功するかはこれからになりますが失敗しても、考える事が仕事の会社は成功ともいえます。
失敗しても生き残る会社を作りたい。
日本は大きな成功体験が大きな足かせになっています。
日本の会社・勇気ある人材がネパールでチャレンジできる環境と足場を作れるように努力していきます。
E&T
永田栄
2017 年8 月16 日