ネパール主要経済ニュース(2014年12月15~19日)

・ 計画停電、1時間延長(2014年12月15日、Kathmandu Post)

ネパール電力公社は、水曜日より計画停電を1時間延長すると発表。これにより、1日10時間、週70時間の計画停電となる。

・ ネパールの石油価格、国際市場と合致せず(2014年12月17日、Kantipur)

国際的に石油価格は35%程度下落しているにもかかわらず、ネパール国内では11.5ルピーしか安くなっていない。ネパールは国際市場の石油価格に合わせて自動的に国内の石油価格が決定するシステムを導入したものの、国際市場と一致した石油価格となっていない。

→17日、11人の学生がネパール石油公社に対し石油価格を下げるよう要請。これを受けネパール石油公社は、石油価格の自動決定メカニズムを見直すと発表。(2014年12月18日、Kantipur、The Himalayan Times)

・ 米の生産高、低下の見込み(2014年12月17日、Kathmandu Post)

農業開発相は、季節外れのモンスーンにより、米の生産高が昨年度比5.1%、約478万トン低下するだろうと発表。また、トウモロコシについて、トウモロコシ農家が収量が高く儲けの多い野菜農家へ転換しているため、トウモロコシの収量も6%、約214万トン低下するだろうと発表。

・ 鶏肉の値段 高騰(2014年12月18日、The Kathmandu Post)

カトマンズ盆地では、鶏肉の消費量が増加したため、小売価格が1kgあたり30ルピー高くなり、235ルピーに達した。ネパール鶏肉販売店協会(NCSA)によれば、活鳥価格が40ルピー高くなり190ルピーとなり、卵は1カートン310ルピーまで上昇。

・ ネパール石油公社、石油価格値下げを計画(2014年12月19日、Kathmandu Post)

ネパール石油公社は、ガソリンとディーゼルの値下げを計画している。インド石油公社が石油価格を発表した15日から2週間の協議を終えた後正式に発表する予定。

在ネパール日本大使館提供

—————————————————
4月19日:海外の紅茶バイヤーたちによる、ネパール視察旅行(カトマンズポスト紙)

海外の紅茶バイヤーたちによる、ネパール視察旅行

(ニュース原稿:http://www.ekantipur.com/the-kathmandu-post/2014/04/16/money/foreign-tea-buyers-on-inspection-tour/261770.html)

海外の紅茶バイヤーたちによる、地方の茶畑の視察を皮切りに、ネパールの紅茶は国際的に注目を浴び始めた。そして今、アメリカの会社TILETの視察団は、加工された紅茶を農家から直接買い取る目的でイラム(Ilam)地区の村を巡っている。

央紅茶共同組合の代表ゴビンダダハル(Govinda Dahal)氏は、「この視察団が国内の紅茶市場を巡回していることについて、紅茶農家の期待を高めている。」続けて、「視察団は工場での紅茶の試飲会後、早速、紅茶の仕入れ交渉を始めた。そして、火曜日の午前中に開かれた試飲会にて、紅茶4品目が気に入り、すぐにその茶畑に行く準備をした。」と言う。その4品目とは、イラム地区のティンジュレ(Tinjure)、ブラザーズ(Brothers)とアンボテ(Aambote)、パンチャー(Panchthar)の紅茶事業者パシバラ(Pathivara)の紅茶である。

「紅茶の製造過程を視察後、視察団に対し、ネパールの紅茶事業の宣伝と合わせ、紅茶農家からの直接購入による利益について説明した。」とアリッシュピーターセン(Alish Petersen)氏は言う。

視察団は、ネパールの紅茶は良質である、アメリカやヨーロッパの紅茶市場で競い合うことができるとの結論を出した。そして、イラム(Ilam)地区、パンチャー(Panchthar)地区、ダンクタ(Dhankuta)地区をはじめ、他地区の期待できそうな茶畑と工場を訪問する計画を立てた。

最近、国内では小中工場の増加により、紅茶市場が飽和し始めている。いくつかの紅茶製造業者は、深刻な市場不足に直面している。

「ネパールの紅茶が好きな外国人がいるということは、海外市場において良い期待が持てる。」と、中央紅茶共同組合の秘書官ラビンライ(Rabin Rai)氏は言う。近頃、海外からの輸入業者が国内の茶畑や工場を訪れている。数週間前には、ドイツの視察団がある地区に到着した。国内の紅茶の海外市場への進出について、今後も大きな期待が寄せられている。